斎藤馨教授が「第4回本多静六賞」を受賞しました

 東京帝国大学名誉教授、埼玉県出身で日本最初の林学博士、本多静六の精神を受け継ぎ、森林を守るための活動に貢献した個人や団体に贈られる今年度の「本多静六賞」に、東京大学大学院新領域創成科学研究科で環境分野の研究や教育に携わっている斎藤馨教授(秩父演習林アドバイザー)が選ばれ、6月4日に授与式が行われました。


上田清司埼玉県知事による表彰状授与式


 斎藤先生は、秩父演習林で、森林の変化や鳥の鳴き声などを21年間にわたり記録してきました。そして、収録した映像や音声を発信できるシステム「サイバーフォレスト」を開発し、千葉県や茨城県山梨県の小中学生に向けて、東京大学から遠隔授業を行っています。長期にわたって森林の映像や生物の音声を記録し、森林の変化や未来をわかりやすく表現したことが評価されたもので、学識経験者の受賞は初めてです。

斎藤先生、おめでとうございます。
 


表彰盾(ひのき製)



表彰状