公開講座「冬の森林観察」

3月14日、公開講座「冬の森林観察」を行いました。
前日から雨の予報でしたが、冬芽の観察だけでもと思い、決行することにしました。
予報どおりあいにくの雨。
しかし雨の中、5名の方に参加いただき、午後から晴れるという予報を信じて、いざワサビ沢展示室へ。
ワサビ沢展示室では、予め採集していた冬芽を使って、用語の説明と観察。
サワグルミやトチノキ、ブナ、コブシ・・・などなど。いろいろな冬芽を手にとってみてもらいました。

サワグルミの葉の落ちた痕(葉痕)

昼食をとり、スケッチを開始。



じっくり観察、特徴をしっかり捉えてスケッチ中(沈黙)

スケッチの最中に雨も上がり、青空が見えてきたので、いざ外へ。
しかし、時間が押していたので、ブナ・イヌブナ林には行くことが出来ず、
樹木園で短い散策を行いました。

次の機会には、是非ブナ・イヌブナ林で散策をしていただきたいと思います。
残念ながら、今回は森林散策と自分で選んで採集したものをスケッチすることが出来ませんでしたが、
興味が湧いたというコメントをいただき、嬉しく思います。
もう、芽吹き始めた樹木もあります。
次は、是非新緑の時期に足を運んでください。お待ちしています。