公開講座「秩父演習林のきのこ」

公開講座秩父演習林のきのこ」が行われました。
天候は曇りで、今回の開催地、標高およそ1100mの林道終点付近は肌寒いくらいでした。
2日前に雨が降ったはずですが、以外にも林内は乾いていました。
このためなのか、初秋のきのこと晩秋のきのこの端境期なのか、全般的にきのこの姿は少なかったです。
午前中は、イヌブナ、ブナが優占する天然林でのきのこ解説とグループ行動での自由散策ときのこ採集。
ベニタケの仲間や、ツキヨタケ、ヤマイグチ、ホコリタケ、クリタケ、ムラサキシメジなどを見ることができました。

ツキヨタケを観察する参加者のみなさん

午後は、カラマツ植林地でところどころモミが混じっているところ。
ハナイグチ、ホテイシメジ、アカモミタケなどを見ることができました。
秩父演習林事務所に戻ってからは、鑑定会。
広葉樹林のきのこと針葉樹林のきのこについて改めておさらいしました。
条件が悪いながらも、なかなか多様なきのこにお目にかかれました。